なでしこ敗退、世界の壁高く 監督「球際で抵抗できず」

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 フランスで、なでしこの花は咲かなかった。サッカー女子ワールドカップ(W杯)フランス大会第18日の25日(日本時間26日)、日本女子代表(なでしこジャパン)=世界ランキング7位=は決勝トーナメント1回戦でオランダ=同8位=に1―2で敗れ、8強入りを逃した。日本は前半17分に先取点を奪われたが、同43分にMF長谷川唯のゴールで追いついた。しかし終了間際にPKで勝ち越された。日本の3大会連続の決勝進出はならなかった。

変わった女子サッカーの質

 試合終了の笛が響くと、日本の選手は泣き崩れた。相手のシュートが手に当たり、PKにつながるハンドの反則をとられた主将のDF熊谷紗希は「あのタイミングではかわせなかった。申し訳ない」と謝った。

 なでしこは2011年W杯ドイツ大会で初優勝し、東日本大震災後の日本を勇気づけた。15年カナダ大会でも準優勝。だが、16年リオデジャネイロ五輪はアジア最終予選で負け、今大会は16強で敗退した。日本は世界で勝てなくなった。

 それは、世界の女子サッカー…

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