【放送】長野・松本深志 二代目の苦悩、番組で紹介

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松本紗知
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 長野県松本深志高校の西尾遥さん(3年)=放送委員会制作班=は、「二代目はつらいよ」と題した作品で放送部門のビデオメッセージ部門に出場する。同校の「地域交流委員会」で2代目委員長を務めた1学年上の先輩、青柳春佳さんを追った番組だ。

 同校では2017年5月、生徒が中心となって、地域住民、生徒、教職員の3者による意見交換の場「鼎談(ていだん)深志」が設立された。その生徒側の代表組織が地域交流委員会で、青柳さんは17年秋、鼎談深志を立ち上げた初代委員長から仕事を引き継いだ。

 青柳さんと仲が良かった西尾さんは、いつも近況を聞いていた。「とても大変そうで、目の前で泣いていたこともあった」。最初は活動記録のつもりでカメラを回し始めたが、「活動を続けていくことの大変さを伝えたい」と、番組にまとめることに。青柳さんが委員長を務めた1年間、会議やその準備の様子を撮影し、折に触れて彼女の思いをインタビューした。

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