垂直の壁もスイスイ ヒルをモデルにソフトロボット開発
宮沢崇志
【動画】伸び縮みして壁を登るロボット=真下智昭・豊橋技術科学大准教授提供
垂直の壁を乗り越えて進むことができるロボット技術を、豊橋技術科学大(愛知県豊橋市)の大学院生が開発した。システムの頭文字を取った名前は「LEeCH(リーチ)」。動きの参考にした生物の英語名でもある。
「生物のように柔らかいロボットが注目されている。水圧で暴れるシャワーのホースを見て、これをロボットにしたいとまず考えました」。機械工学専攻博士後期課程3年の金田礼人(あやと)さん(26)は、アイデアの出発点をそう説明する。
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