南米で見えた、東京五輪に進める者(中西哲生コラム)

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 サッカーの南米選手権で、日本は得失点差でパラグアイを3点下回り、1次リーグ敗退。2引き分けという結果は、経験の少ない選手が多いメンバー構成の中ではよくやったと評価できるかもしれません。ただ、やはりチリに0―4で敗れた、初戦の結果が悔やまれます。

 3試合を振り返ると、今回のメンバー中で、次のステージ、つまり来年の東京五輪に進める選手が、ある程度わかってきました。まずセンターバックの冨安がすばらしいプレーを見せました。守備はもちろん、ビルドアップにつなげるパスのクオリティーが非常に高かった。クリーンに相手からボールを奪って、すぐドリブルで運んで味方に渡す場面が、何度もありました。

 なんと言っても評価を上げた…

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