福島)福島空港利用客が震災後最多 台湾便好調、課題も

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田中基之
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 福島空港は1999年6月にソウル、上海との国際定期便が就航してから20年の節目を迎えた。両便とも震災と原発事故で運航は停止し、再開への見通しは立たない。一方、今春からは台湾との定期チャーター便が飛び始め、少しずつ明るさも見えている。

 「利用拡大と観光復興に向け、明るい兆しが見えてきた」

 内堀雅雄知事は5月、県や市町村などでつくる「福島空港利用促進協議会」の総会であいさつした。福島空港の昨年度の利用客は震災後、最多の26万7千人。少しづつだが、国際線の需要が戻りつつある。

 総会には、定期チャーター便…

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