【吟詠剣詩舞】Jポップとコラボも 福岡7校合同チーム

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今井邦彦
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 漢詩や和歌に節をつけて歌い上げる「吟詠(ぎんえい)」と、刀や扇を手にして舞う「剣詩舞(けんしぶ)」を組み合わせた吟詠剣詩舞部門。福岡県からは県立嘉穗(かほ)高校(飯塚市)吟詠剣詩舞部11人と、県立福岡(福岡市)、県立福島(八女(やめ)市)、私立八女学院(同)、県立浮羽究真館(うきは市)、県立宗像(宗像市)、私立東海大付属福岡(同)の個人で取り組む6人が合同チームとして出場する。

 嘉穗高校は大会で2曲を披露する。1曲は、地元の有名な民謡「黒田節」がモチーフの「名槍(めいそう)日本号」。同部が2000年に総文祭に初出場して以来、20年をかけて練り上げてきた。もう1曲は、対照的な長渕剛(ながぶちつよし)のロックナンバー「絆(きずな)」。Jポップを剣詩舞と組み合わせるのは初の試みだ。

 「今年は3年生が6人いて、例年以上に難しい演目に挑戦できる。剣詩舞の幅広さを示すため、新しいジャンルに取り組むことにしました」と顧問の瀬尾真代(まさよ)教諭(26)。副部長の坂井真矢(まや)さん(3年)は「見た同世代の人たちに『日本文化っていいな』と思ってもらえれば」と話す。

 キレのある剣舞で部員を引っ…

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