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　県が人工知能（ＡＩ）を使った政策づくりに挑戦している。２０４０年までを見すえた持続可能な県の姿を、京都大の広井良典教授（公共政策）らと予測した。民主的な手続きにＡＩはなじむのか。取り組みを通じて見えてきたものは何か。阿部守一知事と広井教授にそれぞれ聞いた。（聞き手・大津智義）

阿部守一知事「客観的な情報、政治の責任大きく」

　――政策にＡＩを利用しようと思ったのはなぜですか。

　最初のきっかけは、広井教授…