福井)実用化へ6カ月実験始まる 永平寺町の自動走行車

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南有紀
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 永平寺町の京福電鉄永平寺線廃線跡地で進む電動自動走行車の実証実験で、産業技術総合研究所と町などは、24日からより実用に近づけた実験を新たに始めた。期間は12月20日までの6カ月を予定しており、これまでで最も長い。

 廃線跡の「永平寺参(まい)ろーど」(東古市―志比の全長6キロ)に6~7人乗りの車5台を走らせて行う。これまでの実験より実用に近いダイヤで運行させ、利用者数などから採算性を確認するのが狙い。

 4月末から1カ月ほどかけて10台で行った実験では、永平寺目当ての観光客の利用が多かった。このため、寺に近い荒谷―志比間の運行間隔はそのままに、遠い東古市―荒谷間の間隔を延ばして乗車効率をみていくという。

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