京都)沖縄慰霊の日に法然院で茶会 平和に思いはせる

有料記事

小林正典
[PR]

 沖縄慰霊の日の23日、京都市左京区法然院で、沖縄の人たちや歴史に思いをはせる催し「沖縄茶会」があった。立ち寄った参拝客らが、心静かに平和に祈りを捧げていた。

 6月23日は、太平洋戦争末期の74年前、沖縄での約3カ月に及ぶ激しい地上戦で、組織的な戦闘が終わった日とされる。沖縄戦では20万人以上が亡くなり、県民の4人に1人が犠牲になったといわれる。

 沖縄茶会は、身近な場所から沖縄の人々に心を重ね、現在も続く「沖縄の戦後」を知る機会にしようと、茶の湯稽古サークル「山猫軒茶の湯研究会」(左京区)が開き、今年で9回目。会場には沖縄戦に関する新聞の特集記事が展示され、線香がたかれた。

ここから続き

 訪れた人たちは静寂の中、黒…

この記事は有料記事です。残り212文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら