夏祭りで地元に「恩送り」 元箕島エースCFで資金集め

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藤野隆晃
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 和歌山県有田市で開かれる夏祭りの資金集めに、元球児が取り組んでいる。箕島高校のエースとして活躍し、甲子園春夏連覇を果たした木村竹志さん(57、旧名・石井毅)。クラウドファンディング(CF)で資金を集め、高校野球で応援してくれた地元に恩返ししたいと意気込んでいる。

 木村さんは1979年夏、甲子園で星稜との延長18回の激戦を投げ抜き、「高校野球史上最高の試合」と称された。社会人の住友金属を経てプロ野球の西武に入団。引退後は故郷の有田市でNPO法人和歌山野球振興協会・夢クラブを設立した。野球の普及や野球を通じた地域貢献などに取り組んできた。

 その一環で、昨年から有田川の河川敷で始まった「花いっぱい 夏祭り」の運営にも関わるようになった。祭りのフィナーレに約300発の花火を打ち上げたところ、大好評だった。「やめるわけにいかなくなった」と木村さんは笑う。

 7月21日開催の今年の夏祭…

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