ひたすら並ぶ数字、どう読む?群馬の県境に爪で彫った碑
辻岡大助
<八万三千八三六九三三四七一八二四五十三二四六百四億四六>
群馬県安中市と長野県軽井沢町の境にある旧碓氷峠を記者が訪れたのは、6月11日の昼すぎだった。
濃霧の中、峠から群馬県側の旧中山道を約300メートル下ると、〈一(ひと)つ家(や)の碑〉の案内板があった。落ち葉の積もった脇道をさらに200メートルほど進む。高さ1メートル余りの石碑が見え、表にこの数字が刻まれている。
どう読むか。峠に戻り、碑を管理する熊野神社の渡邊修宮司(64)に謎解きをお願いした。
「『山道(やまみち)は寒(…
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