恵比寿をスタートアップの集積地に サッポロの新戦略

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長橋亮文
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 サッポロホールディングス(HD)子会社のサッポロ不動産開発(時松浩社長)は、運営する恵比寿ガーデンプレイス東京都渋谷区)に運動や仮眠ができるスペースも備える複合型のシェアオフィスを秋に開業する。ITベンチャーやクリエーターをテナントとして想定。最近、恵比寿駅周辺には新興企業や起業家らが集まっているといい、ガーデンプレイスをこうした「スタートアップ」の集積地にしたい考えだ。

 サッポロビールの工場跡地に開発された恵比寿ガーデンプレイスは今年で開業25周年。オフィスがあるタワー棟には当初は金融機関や監査法人が多く入居していた。

 2014年に大口テナントの金融機関が退去し、代わりにIT系やゲーム関連企業が入った。「いまはビル内でネクタイをしている人がほとんどいない」(時松社長)。恵比寿駅周辺にも著名なベンチャーが集まっており、恵比寿でスタートアップ企業を構えたいという需要は根強いとみている。

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 現在は吹き抜け広場になって…

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