ボクシング井岡、封じられた入れ墨 対戦相手は堂々登場

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塩谷耕吾
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 ボクシングの元3階級王者で世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級2位の井岡一翔(30)=Reason大貴=は、19日に同級1位のアストン・パリクテ(28)=フィリピン=との同級王座決定戦(千葉・幕張メッセ)に臨む。勝てば日本人初の4階級制覇となる一戦に向け、18日の計量は無事にパスしたが、左腕には前日まではなかった肌色のテープがビッシリと貼られていた。何があったのか。

 計量後の井岡は苦笑いを浮かべていた。「ファッションというより、自分なりに意味があって入れたものですが」。左手にはアルファベットのつづりや翼のような模様の入れ墨があり、それを隠すためにテープを貼ったのだという。

 日本ボクシングコミッション(JBC)ルール第86条では、「入れ墨など観客に不快の念を与える風体の者」は試合に出場することが出来ないと定められており、17日の予備検診の際にJBCは井岡側に隠すように打診していたという。試合では、テープをはがし、肌色のファンデーションを塗って隠す予定という。

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 一方、この日の計量で横に並…

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