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　不純物を取り除いた純氷を販売する名古屋市の老舗氷店「沢田商店」（中区栄１丁目）がレトロな雰囲気が漂うカフェに生まれ変わった。古い店舗の面影を残してリノベーションし、地域の交流の場としての活用も狙っている。

　沢田商店は、氷問屋として昭和初期に創業。最初の建物は１９４５年の空襲で焼失し、４９年に建て直した。店舗は景観や文化的な価値がある建造物として、市の「認定地域建造物資産」になっている。氷のおいしさを知ってもらおうと１５年ほど前にかき氷の販売を始め、黒蜜や白蜜などのかき氷が人気を集めてきた。

　老朽化で改修と耐震補強が必要になり、店の一部を地域貢献に活用する提案をして、資金の一部をクラウドファンディングで募集。１月に工事を始めた。

　古い看板も化粧直しをして…