ソフトボール、ポスト上野は 大黒柱の欠場「チャンス」

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編集委員・安藤嘉浩
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 女子ソフトボールの日米対抗は22日、シェルコムせんだい(仙台市)で開幕する。3大会ぶりに実施される東京五輪まで約1年。前回の2008年北京五輪で金メダルの日本は、大黒柱の上野由岐子(36)=ビックカメラ高崎=をけがで欠く現状を、「チャンスに変えたい」と意気込む。

 9日から群馬県高崎市の宇津木スタジアムで実施中の日本代表強化合宿。投手陣の中心で練習に励む藤田倭(やまと)(28)=太陽誘電=の姿があった。「上野さんがいなくてお客さんは残念だと思うけど、自分の投球をぜひ見てもらいたい」

 16年日本リーグで投打の3タイトル(14勝、8本塁打、20打点)を獲得した「二刀流」。球速は最速121キロの上野より約10キロ遅いが、総合力で勝負する。昨年8月の世界選手権(千葉)準決勝では宿敵・米国を相手に完投した。2本塁打を浴びるなどして延長八回に3―4でサヨナラ負けしたものの、「いい部分もあった」と手応えを得た。

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 11月のジャパンカップでも…

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