福岡)うみてらす豊前 漁港の新たな観光拠点

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小浦雅和
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 今月8日。福岡県豊前市の宇島漁港そばの水産振興施設「うみてらす豊前」は大勢の人でにぎわった。開業3周年を祝う「感謝祭」で、餅がまかれたり、エビのかき揚げうどんが無料で振る舞われたり。家族で週に1度は来るという大分県中津市の団体職員、藤高強さん(52)はハモやコウイカなどを購入。「スーパーとは鮮度が違う。取れたてを、生け締めしてくれ、どれもおいしい」と話した。

 「うみてらす豊前」は2016年6月、地元の漁業者の所得向上や地域活性化、観光振興、交流人口の拡大などを目指して開業。漁船をイメージした木造2階建ての建物は豊前市が建設し、指定管理者の豊築(ほうちく)漁協が運営する。

 1階にはいけすがある直売所「四季旬海」、2階には「漁師食堂うのしま豊築丸」があり、食堂では旬の魚介類を使った定食などが味わえる。1~3月には別棟に県産ブランド「豊前海一粒かき」が味わえるカキ小屋がオープンする。

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