鹿児島)空襲体験談に不戦の願い 今年も平和のつどい

有料記事空襲1945

木脇みのり
[PR]

 太平洋戦争末期、鹿児島市が大規模な空襲を受けた日と同じ17日、「平和のつどい」が同市中央公民館で開かれた。写真パネルの展示があったほか、大空襲を体験した人の体験談などに集まった約200人が耳を傾け、不戦の思いを新たにした。

 生活協同組合コープかごしまが主催し、毎年開いている。会場では、同組合も協力して制作された映画「県全域が標的になった~鹿児島空襲」が上映された。

 戦争体験者が体験を語る場面では、11歳のとき、空襲を体験した前田尚(たかし)さん(85)が登壇。空襲を受けるまで「日本は強いんだ」と信じ込んでいたが、空襲の夜、操縦士が見えるほど低空飛行で飛来するB29の怖さを思い知ったという。

 空襲が終わった後、自宅の様…

この記事は有料記事です。残り465文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

空襲1945

空襲1945

あのとき、日本中が戦場だった。東京・大阪・福岡など各地の写真300枚や映像、データマップで惨禍を伝えます。[もっと見る]