オリ頓宮、パンチ力生かす道見つけた 守備の壁が転機に

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大坂尚子
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 開幕前にパンチパーマで話題になったプロ野球オリックスドラフト2位新人、頓宮(とんぐう)裕真(22=亜大)が、捕手再転向を見据えて6月中旬から練習を始めたことがわかった。打力を生かすため、プロ入り後は三塁手に挑戦していたが、壁にぶつかっていた。「やるかどうか迷っていたけど、やりたい」。慣れ親しんだマスクをかぶり、再び1軍を目指す。

 亜大の先輩・パンチ佐藤さんにならって、パンチパーマで入寮するなど「キャラ」で目立ったルーキー捕手。首脳陣は右の長距離砲としての素質を評価し、引退した小谷野栄一氏(現楽天打撃コーチ)の後の三塁手候補としてコンバートを提案した。本人も「与えられたポジションを全力でやりたい」と、キャンプから張り切っていた。

 開幕戦は5番三塁で先発出場し、初打席で適時打を放つなど鮮烈デビュー。その一方で、慣れない守備には「悩んでいた」。眠れない日もあったという。

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 打率が2割を切った5月1日…

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