刺された警官、体よじってもがき苦しむ 住宅街に衝撃

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 休日の住宅街に、衝撃が走った。大阪府吹田市で16日早朝、交番勤務の警察官が刺され、拳銃が奪われた事件。警察は外出を控えるよう呼びかけ、地域住民からは「早く犯人の確保を」と不安の声が上がった。

 交番近くを散歩していた男子大学生(22)は、襲われたとみられる吹田署地域課の男性巡査(26)が路上に倒れ、体をよじってもがき苦しむ様子を目撃した。上半身は血だらけで、手は真っ赤に染まっていた。周りにいた警察官たちが介抱しながら「応援が来るから頑張れよ」と声をかけていたという。

 現場の千里山交番は阪急千里山駅前にある。通勤で駅に向かっていた20代の男性会社員は交番近くの植え込み前で、左胸の辺りに手をあてて仰向けで倒れる巡査を目撃した。血が路上に広がっていたという。「普段利用する駅の近くでこんな事件が起こるとは。なんとか早く犯人が捕まって欲しい」と驚いた様子だった。

 拳銃を奪った男は現在も逃走中だ。

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