乗って楽しいローカル線 名産品堪能、シースルー列車も
竹山栄太郎
地方のローカル鉄道が、乗って楽しい企画商品に力を入れている。名産品を堪能したり、床がシースルーの列車を導入したり……。人口減で経営は苦しい。鉄道の魅力を高め、乗客を呼び込むねらいがある。
岐阜県恵那市と中津川市を走る明知鉄道は、1987年から食堂車を走らせている。2011年からは観光列車の「急行大正ロマン号」に食堂車を組み込んでいる。一般車1両に食堂車を1~3両連結。年に1万人前後が利用する。4~9月は「寒天列車」、5月は「おばあちゃんの山菜弁当列車」、9~11月は「きのこ列車」、12~3月は「じねんじょ列車」といった具合に6種類ある。
「寒天列車、楽しみましょう…
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