福岡)豊前でニュースウィングジャズオーケストラの音色

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小浦雅和
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 福岡県豊前市の家具展示場の一角で8日夕、スタンダードジャズの心地よい音色が広がった。「ムーンライト・セレナーデ」「浪路はるかに」「A列車で行こう」など大編成のバンド演奏で親しまれてきた名曲や、ザ・ピーナッツのメドレーなどを次々と披露。チャリティーコンサートに集まった100人超の観客から盛んな拍手が送られた。

 同市を拠点に活動する「ニュースウィングジャズオーケストラ」(NSJO)。1983年、元副市長の後小路一雄さん(72)が市職員時代、後輩の音楽仲間と4人で立ち上げた。

 子供のころ、地元の八屋祇園の祭り太鼓をたたいたことなどで音楽に興味を持った後小路さん。築上中部高校(現青豊高校)2年の時、映画「グレン・ミラー物語」に心を打たれ、ジャズにのめり込んだ。トランペットとドラムの奏者として活躍し、一時はプロも目指した。豊前市役所に就職した後も音楽への熱い思いは消えることなく、自らのジャズバンドを結成した。

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