日本の父親育休、期間では「世界1位」 でも取得率は…

有料記事

ニューヨーク=藤原学思
[PR]

 日本の父親には世界的に見てもトップ水準の有給育児休業制度が整備されているが、その取得率は驚くほど低い――。国連児童基金ユニセフ)は12日、そんな報告書を発表した。報告書の著者は、育児休業を受け入れる環境の醸成が急務だと指摘する。

 ユニセフは「先進国の家族にやさしい政策」と題したこの報告書で、経済協力開発機構OECD)や欧州連合(EU)に加盟する41カ国の育児に関する政策を比較した。

 父親が給与を全額支給された上で育児のために仕事を離れることができる期間では、日本が30・4週で1位に。2位の韓国は17・2週、3位のポルトガルは12・5週で、他国に大差をつけた。母親は36週で16位だった。

 ただ、この報告書は同時に…

この記事は有料記事です。残り300文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら