女性遺棄容疑のケースワーカー、受給者と「主従関係」か

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 京都府向日(むこう)市のアパートの駐車場に成人女性の遺体を置いたとして、生活保護世帯の窓口をしていた同市職員と受給者の男が逮捕された事件で、職員が「男から指示されて関与した。車で遺体を運ぶつもりだった」と供述していることがわかった。捜査関係者が取材に明らかにした。府警は「主従関係」とその背景を慎重に調べている。

 府警によると、死体遺棄容疑で逮捕されたのは、自宅とは別にこのアパート2階の一室を借りていた向日市地域福祉課主査の余根田渉(よねだわたる)容疑者(29)=京都市西京区川島野田町=と、1階に住む無職の橋本貴彦容疑者(55)=向日市上植野町薮ノ下。2人は11日午前11時過ぎ、駐車場に遺体を置いた疑いがある。余根田容疑者は昨年1月以降、橋本容疑者の担当だった。

 司法解剖の結果、遺体は上半…

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