宮城)2020東京五輪のレガシー、つくれますか?

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聞き手・石橋英昭
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 オリンピック・パラリンピック成功のカギを握るといわれるボランティア。野球やサッカーのプロチームが集まる宮城・仙台は、スポーツボランティアが根付いた先進地だ。当地のスポボラの中心的存在、村松淳司・東北大教授(60)に聞く。東京2020大会のレガシー、つくれますか?

 ――県総合運動公園(グランディ・21、利府町)の宮城スタジアムが、五輪でサッカー会場になります。ここで活動する「グランディ・21ボランティア」のキャプテンですね。

 「利府町に自宅がありますが、初めはスタジアムは税金の無駄遣いと思っていた。02年のサッカーW杯が転機です。宮スタでも日本・トルコ戦など3試合があった。日本代表サポーターらと話し合い、W杯後の宮スタを『負の遺産』にしたくない、と考えたんです。当時の浅野史郎知事の意向もあり、県が設けるボラ組織として03年に発足した」

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 「いまメンバーは130人…

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