福島)いわき市を舞台にしたアニメ映画「薄暮」が公開

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柳沼広幸
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 いわき市を舞台に高校生の恋を描いたアニメーション映画「薄暮」が21日から公開される。山本寛(ゆたか)監督は東日本大震災からの復興支援として、被災地を舞台にしたアニメ映画を制作しており、今回の作品は東北3部作の最後を飾る作品。

 「薄暮」には、田んぼが広がるのどかな風景や高校の坂道、いわき駅、草野駅、バス停、喫茶店など、いわき市内の見慣れた風景や場所などが登場する。中でも、夕暮れ時の一瞬の輝きをとらえた田園風景はアニメで美しく描かれる。

 物語は、高校の音楽部でバイオリンの練習に追われる佐智が主人公。別の高校に通う祐介は原発事故でいわき市に避難し、展覧会に出す夕景色の絵を描いている。2人は田園のバス停で出会い、ひかれ合う。

 原作と脚本も手掛けた山本監…

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