悲鳴と怒声の香港デモ「自由かけた戦い」雨傘運動再来か

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香港=益満雄一郎
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 香港の「逃亡犯条例」改正案に対する抗議運動は12日、学生や市民ら数万人が立法会(議会)周辺の道路を占拠する事態に発展した。譲歩の気配を見せない政府に対し、デモ隊は改正案が撤回されるまで抗議運動を続ける構え。事態は緊迫し、5年前、学生らが79日間にわたって香港中心部を占拠した「雨傘運動」の再来も現実味を帯びてきた。

 12日午前8時(日本時間9時)過ぎ、黒いマスクにゴーグルをつけた若い男女らが立法会前に並べられた鉄柵を強引に動かし、バリケードを築き始めた。これを機に車道に若者がどっとあふれ出し、車道に座り込んだ。

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