宮城)「観光に三陸道の高速バスを」可能性探る 気仙沼

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佐々木達也
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 三陸沿岸道路(三陸道)を使った周遊観光の活性化に向けて、仙台市青森県八戸市(359キロ)を結ぶ高速バスの運行に可能性はあるのか。宮城県気仙沼市は今年度、こんな調査を始める。2月、沿岸7市でつくる三陸沿岸都市会議で提案し、賛同を得た。

 2020年度の完成を目指す三陸道は沿岸各地を高速道で結ぶものの、復興期間が終われば景気の落ち込みも予想される。このため定期・定時の高速バスと、沿岸各地の観光を結びつける方策を探る。

 調査事業は、ドイツのロマンチック街道バスをモデルに、外国人旅行者らの利用を想定する。先進事例のほか、バス利用者の需要予測、便数や停車都市数などの運行形態、官民の役割分担などを調べる。

 市は国土交通省の「先導的官…

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