堤真一、くたびれた高校野球監督に 「心で泣いてりゃ」

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文・小峰健二 写真・村上健
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映画「泣くな赤鬼」に主演 堤真一さん

 俳優の堤真一が、14日に公開される「泣くな赤鬼」に主演している。役どころは高校野球の監督。過去の熱血ぶりは影をひそめ、くたびれた男を見事に演じてみせた。自身も野球少年だったこともあり、役作りには困らなかったという。

 堤といえば、人生に疲れたような中年の哀愁を醸し出すのが、実にうまい。今回も、まさに「はまり役」。日に焼けた顔と熱血指導から「赤鬼」と恐れられていたが、今はすっかり情熱を失っている。

 「野球を小学生で始め、監督を近くで見てきたので役には入りやすかった」。練習着を身につけ、ノックバットを持つ姿は、そこらのグラウンドで見かける監督そのままだ。

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 部員にノックする場面もさす…

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