認知症と診断したのに…男性が車運転、医師が署に届け出

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布田一樹 緒方健二
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 認知症と診断した60代後半の男性が車を運転している――。こんな情報を警察に伝え、事故発生のおそれを軽減させたとして医師の権頭聖(ごんどうきよし)さん(58)=北九州戸畑区=に折尾署から感謝状が贈られた。「いかに早く認知症に気づいて対応するかがポイント。医師と警察が連携して問題に取り組むことが大事」と話す。

 権頭さんは北九州市八幡西区にある診療所「権頭クリニック」の院長だ。今月上旬、権頭さんをかかりつけ医としている福岡県内在住の男性が娘に伴われて訪ねて来た。男性は約3年前、権頭さんに認知症と診断された。

 「最近、父が車を運転して出…

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