「ヘミングウェイ英文法」なぜ人気? 発売数日で重版

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小川崇
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 米国の文豪アーネスト・ヘミングウェイ(1899~1961)の作品を使った英語学習書の売れ行きが好調だ。全国の書店で品薄状態が相次ぎ、5月末の発売から数日で急きょ重版が決まった。人気の理由はどこにあるのか。

 5月28日に発売された「ヘミングウェイで学ぶ英文法」(倉林秀男・河田英介)。語学教材を手がけるアスク出版が発行した。著者の一人で、杏林大外国語学部の倉林准教授(42)が2年前に企画を持ち込んだのがきっかけだ。言語学の専門家として、文学作品を素材にした文法の学習本を出したいと考えていた。

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 学習素材は、文体研究の対象…

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