首都高料金、東京五輪期間は変動制検討 1千円上乗せも

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前田大輔 山本亮介
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 2020年東京五輪の渋滞対策として、国、東京都、大会組織委員会が、首都高速道路の料金(ETC利用の普通車で300~1300円)を時間帯によって変動させるロードプライシングを検討していることが、関係者への取材でわかった。午前0~4時は全車半額とし、午前6時~午後10時はマイカーについて1千円程度を上乗せする。国内外の要人が集まる開閉会式は、午後4時ごろから深夜まで都心部の首都高の通行止めなどを想定する。

 関係者によると、ロードプライシングは開会式2日前の20年7月22日から閉会式のある8月9日までを想定。昼間の値上げは、都心環状線とその内側を走るマイカー(全体通行量の48%にあたる49万台)を対象とし、物流トラックや福祉車両は除く。昼間を値上げし、深夜から未明を半額にすることで、日中の交通量抑制を狙う。平日1日あたり2億1千万円の増収を見込む一方、料金システムの改修や事故対策などに1億7千万円を要し、夜間割引で4千万円の減収を見込む。

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 7日までに国、都、組織委の…

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