正しい洗髪って?シャンプーなしの「湯シャン」の人も

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勝田敏彦
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 汗ばむ季節になってきた。頭を洗ってさっぱりしたくなることが多くなるが、最近は、シャンプーを使わずに洗う人や洗髪の回数を減らす人もいる。正しい髪の洗い方や、適切な頻度はどれぐらいなのか。

 私は汗かきで夏は朝、シャワーを浴びるときにシャンプーで洗髪し、夜も同じ。かなり力を入れてごしごし洗ってしまう。

 皮膚の表面には角質と呼ばれる層がある。ここにすみついている細菌によって汗と皮脂が分解されてできた「天然のクリーム」が、角質を守り、肌の乾燥を防いでいる。だが、あまり乱暴に洗うと皮脂も菌も流してしまう。シャンプーを髪によく行き渡らせ、爪を立てずにマッサージするように洗うのがよいとされている。

 「美容室マイスター」(相模原市)の甲野利治さんは「指に力を入れすぎないこと。料理用の量りを押して100~150グラムになる感じ」。私は手を前後に動かして洗うことが多いが「頭頂部に向かい上下に『行って戻って』を繰り返すのがいい」と教えてくれた。毛の流れに沿った洗い方だ。

 一方で、シャンプーを使わない「ノープー」や「湯シャン」と呼ばれる洗髪法も広がりつつある。

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 素朴美容研究家の錦織(にし…

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