長野)信州大で70周年式典 池上彰さんには名誉博士号

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佐藤靖
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 信州大学(本部・長野県松本市)の創立70周年記念式典が1日、同市のまつもと市民芸術館で開かれ、関係者や卒業生ら約1100人が出席した。

 1949年に松本医科大学や旧制松本高校、長野師範学校など七つの教育機関を包括・併合して誕生した。旧制松本高校の設立からは今年で100年。式典はその記念事業も兼ねて開かれた。

 現在は、長野市上田市、南箕輪村にもキャンパスがあり、8学部と六つの大学院研究科に計約1万1千人が学んでいる。今春で卒業生も10万人を超えたという。

 濱田州博学長は「キャンパス分散型大学ですが、長野県の様々な地域と連携共同するために大きなメリットになっている。地域の皆様に信州大学があってよかったと思われるように、教育研究、社会貢献に精進してまいりたい」と式辞を述べた。

 また、ジャーナリストとして活躍している、松本市出身の池上彰特任教授に名誉博士号が贈られた。池上氏は10年から経法学部で、戦後の現代史について夏季集中講義を行っている。同大の名誉博士号は世界的指揮者小澤征爾氏に次いで2人目という。

 池上氏は「歴史に学ぶことを…

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