日産、2020年に新型EV投入へ 四輪駆動のSUV

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箱谷真司
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 日産自動車は、四輪駆動電気自動車(EV)を、2020年に新たに投入する方針だ。駆動用モーターを前後に搭載する四輪駆動で、車高が高めで人気のSUV(スポーツ用多目的車)とする。日産は10年に世界初の量産EV「リーフ」を発売し、EVは世界トップクラスの販売規模だ。環境規制の強化で世界の自動車大手が相次いでEVを拡充しており、先行メーカーとして日産も車種を増やし拡販する。

 EVは電池の重さがネックだが、新型EVは四輪駆動にすることでスムーズな加速を実現させる。専用の車台を新たに開発し、航続距離も延ばす。

 また、エンジンは発電だけに使い、車輪を動かす動力にはモーターを使う駆動技術「eパワー」を搭載したハイブリッド車にも、将来的に四輪駆動車を追加する方針。

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