阪神・藤浪、2軍で3回無失点 投球フォーム変え手応え

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辻隆徳
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 プロ野球阪神の藤浪晋太郎投手(25)が30日、ウエスタン・リーグのオリックス戦(兵庫県西宮市の鳴尾浜球場)に先発した。3月12日のオープン戦(4回1失点)以来となる複数イニングを投げ、3回無失点と好投。制球に苦しみ、2軍でもがき続けていた右腕に光明が差した。

 今季公式戦初登板となった18日の2軍戦(1回無失点)以来のマウンド。投球フォームは、キャンプで取り組んできたワインドアップではなく、セットポジションからの2段モーション気味に変わった。

 一回の先頭打者への初球でいきなり150キロをマークし、遊ゴロに打ち取ると、2番を変化球で空振り三振、3番を中飛に打ち取って、上々の滑り出しを見せた。二回も簡単に2死を取ると、6番根本への5球目には、この日最速の154キロを計測。根本には四球で出塁を許したが、続く打者を149キロの直球で三ゴロに抑えた。結局、3回を投げて球数は36球、被安打0で2奪三振。与えた四球は一つだけだった。

 試合後、藤浪は「変化球で空振りを取れたし、ストライクも取れた。バランスも感覚もよかった」と振り返り、「とりあえず及第点かなと思う」と手応えを口にした。

 2013年のルーキーイヤー…

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