25歳、月収100万円ブロガーに記者が教えられたこと
編集委員・浜田陽太郎
経世彩民 浜田陽太郎の目
自分のスマホでグーグルのアプリを立ち上げると、トップ画面には大手新聞社やテレビ局が発信する記事が表示されるのが普通です。でもその日は、「現役の介護士が働き方について書いた」という記事が出てきました。「これって、誰なの?」といぶかしく思いながら読んでみると、これがおもしろい!
なぜかといえば、介護の現場ではたらく若者が何を考えているのか、セキララに伝わってきたからです。
私(52)は「社会保障」を20年近く取材してきました。いつも思っていたのですが、案外難しいんです。現場の職員のホンネを聞くというのは。表から取材しようとすると、相手は理事長とか施設長とかになりがち。でも、それだと話が経営者目線になっちゃいます。
経済という言葉の語源「経世済民」には「世をおさめ、民をすくう」という意味があります。新コラム「経世彩民」では、記者が日々の取材を経て思うこと、伝えたいことを色とりどりの視点でつづっていきます。原則、毎週火曜朝に配信します。
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