EU懐疑派が定着、中道は初の過半数割れ 行方は複雑に
ブリュッセル=津阪直樹
欧州連合(EU)の欧州議会が5年に1回行う選挙(定数751)が開票され、27日、大勢が判明した。1979年の第1回選挙以来、議会を主導してきた中道の左右両派の退潮で、初めて合計で過半数割れする歴史的な結果となった。リベラルや緑の党の伸長で親EU派としては多数を維持するものの、EU懐疑派勢力が定着し、一部は拡大する見通しだ。
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27日午後9時37分(日本…
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