ダービーVにも悲喜半々 優勝馬調教師は本命馬も育てる

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有吉正徳
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 競馬のGⅠ第86回日本ダービーは26日、東京競馬場の芝左2400メートルに3歳牡馬(ぼば)18頭が出走して行われ、12番人気のロジャーバローズ(栗東・角居勝彦厩舎(きゅうしゃ))が2分22秒6のダービー新記録で優勝し、2016年生まれのサラブレッド7071頭の頂点に立った。浜中俊騎手は初、角居調教師は07年のウオッカに次ぐ2度目のダービー制覇となった。

「出遅れポジション悪く」

 優勝はしたけれど角居調教師は言葉少なだった。「うれしいことと悲しいことがあって……」。勝ったロジャーバローズも管理馬なら、4着に終わった1番人気のサートゥルナーリアもまた角居調教師が育てた馬だった。

 言葉の端々に、サートゥルナーリアが敗れた悔しさがにじんだ。「出遅れてポジションが悪くなった。(最後の直線で)どこまで(追い込んで)来るのかと思ったが……」

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 初めてダービー制覇を果たし…

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