羽生結弦、アイスショーに登場 いきなり4回転で魅了

有料記事

大西史恭
[PR]

 フィギュアスケートのアイスショー「ファンタジー・オン・アイス」が24日、千葉市で始まった。4月の世界国別対抗戦を欠場した羽生結弦(ANA)も出演し、満員の観客を魅了した。

 66年ぶりに五輪連覇を達成した羽生は、オープニングに登場すると、いきなり4回転トーループを着氷。第2部の最後に再び登場し、右上半身が赤色、左上半身が黒色の衣装で氷上に立った。ロックバンド「X JAPAN」のToshl(トシ)さんが歌う「マスカレイド」の曲に合わせて、しなやかに舞い、トリプルアクセル(3回転半)を決めた。フィニッシュポーズでは、着用していた手袋を氷にたたきつける演出も見せ、詰めかけたファンを楽しませた。負傷した右足首の状態も順調に回復しているようで、フィナーレでは4回転ルッツにも挑戦。転倒したが、大声援を浴びた。

 女子のシニア1年目でグランプリファイナルを制した紀平梨花(関大ク)は、シニア2年目に採用する新しいショートプログラム(SP)を披露した。大人っぽい黒色の衣装に身を包み、「ブレックファスト・イン・バグダッド」のアップテンポな曲調に合わせて軽やかに滑った。注目のジャンプはダブルアクセル(2回転半)、3回転ルッツ、3回転フリップを跳んだ。着氷が乱れる場面もあったが、フィナーレではトリプルアクセルをきっちり着氷した。

 平昌五輪4位の宮原知子(関…

この記事は有料記事です。残り212文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

フィギュアスケート特集

フィギュアスケート特集

グランプリファイナルの結果や、注目選手の最新情報はこちらから[もっと見る]