島根)「村・留学」知夫へおいで 移住夫婦が案内

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契約通信員・前田昌宏
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 大学生らを対象にした教育プログラム「村・留学」が8月、島根県知夫村(知夫里島)で初めて実施される。島へ移住して結婚したばかりの夫婦がホスト役を務め、人口650人の村を案内する。

 「村・留学」は、京都市の教育ベンチャー「PaKT(パクト)」が行っている。京都の中山間地や鹿児島の離島などで学生らが1週間程度過ごし、地域に残る限られた資源をうまく生かしてきた住民の暮らしぶりを学ぶ。

 知夫村での主催者は余島(よしま)純さん(25)、睦美さん(36)夫妻。海士町で長期インターンなどの経験を持つ純さんと、地域おこし協力隊として知夫村に移住した睦美さんは2017年に出会い、翌年、純さんが大学を卒業して村に移住したのを機に婚約。今年結婚し、現在はゲストハウスの運営を中心に、農業や観光など、さまざまな仕事を島内で手掛けている。

 留学中は、寝起きを共にしな…

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