鳥取)森のようちえん 地域住民と交流 伯耆町二部地区

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斉藤智子
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 野外活動を中心に保育をする「森のようちえん」は、森や里山を活動フィールドにするため、地域の協力が欠かせない。鳥取県が2015年に認証制度を設けて運営費を補助する認証園は現在7園。その一つ、伯耆町二部を拠点に大山周辺で活動する「森のようちえんmichikusa(みちくさ)」は、住民らとの積極的な交流が、地域の盛り上げに一役買っている。

 田植えや稲刈り、みそづくり、手作りのかざぐるまや竹とんぼで昔遊び――。二部地区の住民らは、園児たちの「大先輩」で「先生」だ。遊び場にある竹製のすべり台やぶらんこも、「先生」お手製。秘密基地のようなとんがり屋根のテント「ティピー」は、園児のお父さんたちが「先生」の協力でたてた。

 拠点施設「michikusaハウス」は地区の古民家。ハウスのかまどは、毎週金曜のクッキングで活躍する。「子どもたちも、二部が大好き」と、みちくさ園長で保育士の新妻麻奈美さん(35)=日南町出身。保育士の夫と開園したのは14年。今年度は米子市と伯耆、大山町から、3歳から就学前の18人が通う。

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