おもてなしはイチジクと紅茶 全国植樹祭で愛知・尾張旭

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松永佳伸

 天皇、皇后両陛下の即位後初の地方訪問となる全国植樹祭が6月2日、愛知県で開かれる。式典会場の県森林公園がある同県尾張旭市は、おもてなしの準備とともに、自慢のイチジクや紅茶のPRにも力を入れる。

 尾張旭市は名古屋市ベッドタウンとして発展し、人口は約8万4千人。特産品はイチジクで、甘みが強い「朝採り完熟いちじく」を出荷している。名鉄瀬戸線・尾張旭駅前の観光案内施設には、イチジクを使った商品や植樹祭記念タオルなどが並ぶ。

 もう一つの自慢が紅茶だ。同市には、日本紅茶協会が認定する「おいしい紅茶の店」が15店あり、人口比で日本一多いという。毎年秋には国内外の紅茶が楽しめるイベントも開かれている。市観光協会は、植樹祭限定の紅茶セット(5袋入り、税込み600円)を500個つくって式典会場や観光案内施設などで販売する。観光協会の伊藤幸子事務局長は「全国から注目される絶好の機会。尾張旭のおいしい紅茶を多くの人に楽しんでもらいたい」と話す。両陛下が食事をする「スカイワードあさひ」(同市城山町)では、イチジクを使った紅茶も味わうことができる。

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 天皇陛下が同市を訪れるのは…

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