「カラスに告ぐ、餌食うべからず」警告読めずとも効果?

有料記事

田島知樹
[PR]

 烏(カラス)ニ告グ ココデ餌ヲ食ウベカラズ――。フンや威嚇などのカラスの被害を減らそうと、富山市がカラスに向けた警告を富山城址(じょうし)公園内に設置した。カラスは文字を理解できないが、専門家によるとカラスの追い払いに効果はあるのだという。

 富山市によると、警告の書かれた看板を見た観光客ら公園の利用者がカラスに視線を向けることで、追い払いに一定の効果が期待できるという。動物行動学が専門で、カラスの生態に詳しい東京大総合研究博物館特任准教授の松原始さんも「人が目を向けたり、指を指したりする行動は、カラスに何かしようとしている行動に映るため、嫌がる」と話す。

ここから続き

 同市では、夕方になるとカラ…

この記事は有料記事です。残り440文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら