佐賀)今年もツバメがやってきた 20年見守り続け

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平塚学
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 佐賀市中心部の佐賀県庁近くの民家に、ツバメの巣が四つ並んでいる。ツバメたちは毎年5月上旬からこの家の軒先を借り、大家さん一家に見守られながら、子育てに精を出す。そしてもう、巣立ちのころ。

 ツバメの巣があるのは、佐賀市堀川町の古賀千英子さん(54)宅の駐車場。夜にシャッターを閉めると隠れる軒先は、ツバメにとって天敵のカラスを避けられる安全地帯だ。

 午前7時前、ツバメたちがにぎやかに鳴き始める。「『駐車場のシャッターを開けて』って言ってるんです」とほほ笑む古賀さん。開けると、子育て中のツバメたちがエサを探しに一目散に出かける。飛ぶ練習を始めている子ツバメたちも順に飛び出していった。

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 祖母の代から文鳥やインコ…

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