青森)裁判員制度10年 裁判員と法曹三者が意見交換

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仲川明里
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 裁判員制度が施行されてから21日で10年を迎えたのに合わせ、裁判員経験者と法曹三者の意見交換会が青森地裁であった。裁判員経験者の女性4人のほか、裁判官、検察官、弁護士が出席した。

 五所川原市の主婦盛いく子さんは、殺人未遂事件の裁判員を担当した。「経験してすごくよかったと思っているが、私たちの判決で被告人のこれからの人生が決まることを怖く感じて、悩んだ」と振り返った。

 現住建造物等放火と覚醒剤取締法違反事件を受け持ったのは、青森市の看護師菊池恵美さん。「裁判員の中でもさまざまな意見が出たので、選任された裁判員によっては量刑の差に違いが出るのではないかと感じた」

 八戸市の70代女性は新たに…

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