長野)教員へのわいせつ処分 内容の公表どこまで?

有料記事

大野択生 岡林佐和
[PR]

 学校の先生による子どもたちへのわいせつ行為が相次いでいる。長野県教育委員会は4月、こうした教員を処分したときの発表の仕方を初めて明文化。行為の具体的な内容や、被害を受けた子の性別などは「非公表」とあらためて決め、非公表の範囲拡大も場合によってはあり得るとした。情報の公開という点では、後ろ向きに見えるこのルール。いったいなぜなのか。(大野択生、岡林佐和)

 「なぜ具体的な内容を一切、明らかにしないのか」

 3月11日、40代の男性教諭を懲戒免職にしたと県教委が公表した記者会見は、大荒れだった。教諭は勤務先の特別支援学校で、生徒にわいせつな行為をしたとして、処分された。

 教員による自校の児童生徒へ…

この記事は有料記事です。残り2242文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら