60歳で司法試験合格 トヨタの看板捨て「町弁」に転身

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大鹿靖明
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連合副会長から弁護士に転身した加藤裕治さん(67)

 700万組合員が加わる連合の副会長や、トヨタ、日産など自動車メーカーの労組でつくる自動車総連の会長を歴任してきた。労働界で24年過ごし、その世界で功成り名を遂げてきた加藤裕治さん(67)は、それまでのキャリアを捨て弁護士に転身した。いま名古屋市で市井の人の事件を扱う「町弁」をしている。

 労働組合・連合の副会長だったが、60歳で司法試験に合格した。リュックを背負い、ママチャリで裁判所に通う。「注目される事件ではなく困っている人の相談を」。名古屋市で離婚や相続、交通事故を扱う「町弁」をしている。

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