滋賀)水車のまち、能登川 記者が歩いた

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北川サイラ
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 繖山(きぬがさやま、標高約432メートル)がそびえ、愛知川が流れる自然豊かな能登川地区には8799世帯、2万3377人(4月1日現在)が暮らしている。

 1942年に五つの村が合併して能登川町となり、2006年に東近江市に合併した。ヨシ原が広がる伊庭内湖もある。戦中から戦後にかけて食糧増産などを目的に内湖を干拓してできた干拓地も広がっている。

 この地で、まちのシンボルとして親しまれているのが、7世紀前半ごろから使われているとされる水車だ。精米や製粉の動力として利用されたことから身近な存在となった。今ではマンホールや街路灯にもあしらわれているほか、「能登川水車とカヌーランド」は人気の観光地となっている。

 今月4日には、繖山の中腹に…

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