鳥取)裁判員制度10年、高い辞退率が課題

有料記事

矢田文
[PR]

 裁判員制度が導入されて21日で丸10年が経過した。「おおむね順調」と評価する声もあがる一方で、今後の課題のひとつとなっているのが裁判員の辞退率の高さだ。鳥取地裁の辞退率の高さは全国でも高い水準にあり、制度定着の指標として改善に向けた取り組みが模索されている。

 裁判員制度は、国民の意見を刑事裁判に反映させる目的で2009年5月21日に施行された。

 裁判員選任までの流れは以下のようになっている。

 ①毎年秋ごろ、各地裁管内の…

この記事は有料記事です。残り1345文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら