景気「悪化」で衆参ダブル選? どうなる消費増税・解散

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 10月に実施予定の消費増税について、永田町では3回目の延期論がくすぶり続けている。3月分の景気動向指数の基調判断は「悪化」に引き下げられ、景気後退の懸念は広まるばかり。7月の参院選を控える安倍晋三首相にとっては、衆院を解散して衆参同日選に踏み切るうえでの「大義」となりうるとの見方は消えない。

 菅義偉官房長官は13日の記者会見で「予定通りの引き上げができるよう経済運営をしっかり行っていきたい」と述べ、これまでの見解を繰り返した。4カ月半後に迫る増税を三度見送ることは大きな混乱につながるのは必至。かえって政権への批判を増やしかねないという見方は根強い。

 ただ、安倍首相側近である自…

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